来世の夢

生まれ変わったら何になりたいか。


3つ思いついたことを書いてみる。


1つ目は、木だ。


樹齢が5000年を超えるようなものもあるらしい。


人間のスケールを超越して時代を生きられるのは、なんだかロマンがあるような気がした。


ただ、思考とかできるのだろうか。


脳、ないですよね?


人間の感覚や記憶を持ったまま生まれ変われるのか、というこの質問自体のあやうさを遥かに棚上げするとして


2つ目は、人間(異性)である。


僕は男性だ。やはり子供を産むといった経験を自分ですることには関心がないでもない。


恋愛したりする感覚がどんなものかというのも、異性側で経験してみたくもある。


女性であるがゆえについついしてしまいがちな行動、言動があるとしたら、それらをつい発してしまう自分を認識して、男性だったときの前世と比べてニヤリとしてみたり、なんてことがあるだろうか。


3つめ目は、宇宙人だ。


地球の常識を超えた何かを期待してか、これもロマンを感じてやまないところがある。


4つ目を書きながら思いついたので蛇足としよう。


それは未来人である。どうも今の自分の寿命では足りなそうな規模のところに夢を感じがちな自分を自覚する。


ひとっとびに、時間を超えたところの人に生まれ変われるのであればおもしろいのではないか。


もっかい人間やれますし。


なんだかんだ人間に未練タラタラなところを思うと、人間に生まれて良かった僕です。


こういう、前提があいまいだったり矛盾していたり、地盤が穴だらけの地平を巨大なソリで滑るような思考ができるのも、人間の特徴である。


機械諸君には、ぜひとも見習ってもらいたい。