ひとつのこころ。ひとつのかんがえ。ひとつの行動。ひとつの習慣。ひとつの人格。ひとつの運命。
これらがぜんぶつながっていると考えると、端っこを変えるためには逆の端っこからはじめれば、いずれはすべてが変わるはずである。
おおげさだなぁとも思いつつ、自分が習慣としている行動を思い浮かべてみる。
・楽器や歌を演奏、練習、録音、作詞作曲
・漫画、本、ネット…なんでも良いから、読む、書く
なるほど、これらは運命を変えたくてやっていることなのだな、ということに気付く。
運命を変えたいとおおげさなわりには、努力が足りないとか、そもそも根本的な方針が間違っているという可能性はあるにせよ、行動や習慣の根本的な動機になっているものは、「運命を変えたい」「自分で決めたい」といった「こころ」に端を発しているように思う。
「こころ」は、自分で変えるのは難しい。自分の「こころ」を変えるのは、いつも、人やものごととの「出会い」であるように思う。その人やものごととの出会いに衝撃を受け、何かに向かっていきたくなる、そんな気持ちが生まれる。その気持ちを携えた「こころ」が、思考を、行動を、習慣を、人格を、運命を変えるように思う。「変える」というか、もともと密接に影響しあっている、不可分な「ひとつのもの」のように思える。
10年先を変えるには、まずは目先の1年を変えるしかない。
そんなことを考える、とある歳の暮れ。
いや、言い直そう。
目先の1年間も、10年先も、不可分で一体になったものなのだ。
10年先は、もっともっと良いお歳をお迎えください。ですね。